雲仙地獄
 
 雲仙地獄は,長崎県雲仙市にある大叫喚地獄やお糸地獄,清七地獄等,一帯に点在する約30の地獄の総称です。雲仙地獄のエネルギー源は橘湾の海底のマグマ溜りだと考えられています。このマグマ溜りから発生した高温高圧のガスは,岩盤の裂目を通って上昇し,その途中で化学変化を起こし,一旦高温熱水となります。しかし,標高が約700mと高い雲仙の地表部まで上昇出来るのは,この熱水の沸騰によって生じたガスのみで,これが激しい噴気となって現れており,雲仙の温泉はこのガスと周りの山からの地下水が混ざり合って生成されたものだそうです(リーフレット引用)。
 
清七地獄
 
 
 雲仙地獄めぐりの入り口と清七地獄の様子です。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 江戸時代初期に長崎に住んでいた清七という男がこの地で処刑された頃にこの地獄が噴出したと言われ,清七地獄という名が付けられました。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
雀地獄
 
 
 スズメが集まって鳴き騒いでいるような感じがすることから,雀地獄と呼ばれています。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
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 確かにピチピチと鳴っていますが,天ぷらを揚げる音のように聞こえます。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:ReelDirector]
 
お糸地獄
 
 
 島原のお糸が夫を殺害し,明治初期に処刑された頃に噴き出したことから,お糸地獄と呼ばれています。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
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 「家庭を乱すと地獄に落ちるぞ」という戒めを込めてこの名前が付けられたそうです。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:ReelDirector]
 
 
 お糸地獄の近くにある真知子岩です。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
大叫喚地獄
 
 
 
 最も活発な噴気活動をしているのがこの一帯で,大叫喚地獄と呼ばれています。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
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 ゴウゴウと噴気音が地獄に落ちてゆく亡者の絶叫のように聞こえることから,この名が付きました。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:ReelDirector]
 
邪見地獄
 
 
 温泉のお湯を飲むと嫉妬心による不和を解消すると言われている邪見地獄です。実際には強酸性の温泉で飲むことは出来ません。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 邪見地獄の近くにある浄玻璃の鏡石です。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 鏡石の近くにある葬頭川の婆石です。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 邪見地獄の西側にある泥火山です。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧八万地獄
 
 
 月面地獄とも呼ばれる,以前には活発な活動をしていた旧八万地獄です。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 所々,植物の侵入が見られます。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 中央の巨石は湯の神として祀られています。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 近くの歩道上にいたオオカマキリです。[撮影日:2012年10月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]