旧雄別鉄道
 
 旧雄別鉄道は,北海道釧路市阿寒町にある廃線跡です。鉄道は1923年(大正12年)1月17日に釧路-雄別炭山間を北海炭鉱鉄道が開業させました。翌年3月雄別炭鉱鉄道に社名を変更しました。雄別炭鉱鉄道は炭鉱と鉄道部門の両者を運営していましたが,1959年(昭和34年)8月31日に釧路-雄別炭山間と新富士-雄別追悼間を雄別鉄道を発足させて分離しました。しかし,茂尻炭鉱での事故を発端に1970年(昭和45年),雄別鉄道が雄別炭鉱に吸収合併となりました。その後,急速な出炭量の減少により鉄道の旅客運送の需要はあったにも関わらず,炭鉱職員や鉄道職員への給料支払いが滞り,遂に全山の閉鉱と鉄道の廃止へと追い込まれました(北海道の鉄道廃線跡引用)。
 
 
 第2号橋から見たベルツナイ沢に架かるベルツナイ沢橋梁です。[撮影日:2012年6月20日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 舌辛川に架かっていた橋梁の橋台跡です。[撮影日:2012年6月20日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 雄別炭山駅のプラットホーム跡です。[撮影日:2012年6月20日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 プラットホーム跡上に残る崩れてしまっている階段跡です。[撮影日:2012年6月20日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 雄別炭山駅と大曲選炭場とを結んでいた石炭運搬専用路線(大祥内線)の橋脚跡です。[撮影日:2012年6月20日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 反対側に残る橋台跡です。[撮影日:2012年6月20日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]