札幌市建築・建造物2
 
岩佐ビル
 
 岩佐ビルは,北海道札幌市中央区にある戦後復興期にラムネ工場として建設され,工場の役割を終えた後にテナントビルとして使われている建物です。鉄筋コンクリート造の明快なデザインが特徴的で,増築を経て現在は札幌には珍しい中庭を持つロの字型のビルとなっています(札幌市HP引用)。
 
 
 岩佐ビルの正面の様子です。[撮影日:2012年9月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
カトリック北一条教会司祭館カテドラルホール
 
 カトリック北一条教会司祭館カテドラルホールは,北海道札幌市中央区にある教会のホールとして活用されている建物です。札幌軟石を使用した石造の壁に瓦屋根を組み合わせたユニークな建物で,寄棟2階建のシンプルな外観は,質素ながらも力強さを感じさせ,その外観はほぼ当時のままで明治の歴史を今に伝えています(札幌市HP引用)。
 
 
 カトリック北一条教会司祭館カテドラルホールの様子です。[撮影日:2012年9月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
カトリック北一条教会聖堂
 
 カトリック北一条教会聖堂は,北海道札幌市中央区にあるラフォン神父によって建設された聖堂です。木造一部石造の聖堂は小ぶりながらもロマネスク風の中央の塔や左右のゴシック風の小尖塔,外壁や窓には連続した装飾が施され,その外観は中世ヨーロッパの教会の雰囲気を漂わせています(札幌市HP引用)。
 
 
 カトリック北一条教会聖堂の正面の様子です。[撮影日:2012年9月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧石切山駅
 
 旧石切山駅は,北海道札幌市南区にある1918年(大正7年)建築の駅舎跡です。定山渓鉄道は石山の札幌軟石や豊羽鉱山の鉱石の運搬の他,市民の足としても活躍しました。旧石切山駅は,石の街の駅舎らしく,建物の基礎部分に札幌軟石が使われています(札幌市HP引用)。
 
 
 旧石切山駅の駅舎正面の様子です。[撮影日:2011年11月10日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧石山郵便局
 
 旧石山郵便局は,北海道札幌市南区にある1940年(昭和15年)建築の郵便局跡です。移築改修によって内部は一新していますが,正面入口の大きなアーチや正面上部の軒の半円アーチに当時の面影が残されています(札幌市HP引用)。
 
 
 札幌軟石造りの旧石山郵便局の正面の様子です。[撮影日:2011年11月10日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧宇納牧場のサイロ
 
 旧宇納牧場のサイロは,北海道札幌市厚別区にある札幌軟石造りのサイロ跡です。宇納牧場は,厚別区上野幌の土地を買い取った宇都宮仙太郎が,デンマークから帰国した出納陽一にデンマーク酪農を始めさせた牧場だそうです。
 
 
 旧宇納牧場のサイロの様子です。[撮影日:2011年11月11日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)
 
 旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)は,北海道札幌市南区にある住宅(通行屋)跡です。札幌から定山渓を経て有珠に通じる本願寺道路が1871年(明治4年)に開通したことに伴い,1872年(明治5年)1月,その要所となる簾舞に通行屋(宿泊・休憩所)として建てられました。しかし,1873年(明治6年)に千歳を経て室蘭に至る札幌本道が完成した後は本願寺道路を通行する者が次第に減り,簾舞通行屋は1884年(明治17年)に廃止されました。通行屋屋主であった黒岩家は建物を現在地に移設・増築し,ほぼ現在の姿になりました(リーフレット引用)。
 
 
 旧黒岩家住宅(旧簾舞通行屋)の正面の様子です。[撮影日:2011年11月10日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 新棟の居間の様子です。[撮影日:2011年11月10日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 居間に続く床上に設けられている座り流しです。[撮影日:2011年11月10日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 旧棟の8畳間の様子です。[撮影日:2011年11月10日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 旧棟は洋風小屋組でキングポストトラスが用いられています。なお,新棟の方は和風小屋組が用いられています。[撮影日:2011年11月10日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧札幌麦酒会社工場
 
 旧札幌麦酒会社工場は,北海道札幌市中央区にある総合商業施設として活用されている建物です。1876年(明治9年)に開拓使の事業所群の一角にビール工場が誕生し,最初は木造であった建物も,やがてレンガ造となり,次々と増築されていきました。現在残る3つのレンガ造の建物の内,北3条通りに面した最も古い建物は,1892年(明治25年)に建てられたものです(サッポロファクトリーHP引用)。
 
 
 サッポロファクトリーのレンガ館として活用されている建物の様子です。[撮影日:2012年9月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧出納邸
 
 旧出納邸は,北海道札幌市厚別区にある牧場を経営していた出納陽一の邸宅跡です。1925年(大正14年)に建てられたもので,酪農経営を学ぶ為にデンマークに留学していたとき目にした富豪の家がモデルだそうです(札幌市厚別区HP引用)。
 
 
 旧出納邸の様子です。[撮影日:2011年11月11日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧北海道庁真駒内種畜場事務所
 
 旧北海道庁真駒内種畜場事務所は,北海道札幌市南区にある1887年(明治20年)建築の種畜場事務所跡です。真駒内は農業・畜産の普及の為,1876年(明治9年)札幌に来たお雇い外国人エドウィン・ダンが原野を切り拓いて広大な牧牛場を築いた場所です。開拓使廃止の1882年(明治15年)にダンが去った後に北海道庁種畜場となり,畜産の発展を担いました。現在では北海道畜産の基礎を築いたエドウィン・ダンの業績を伝えるエドウィン・ダン記念館として保存されています(札幌市HP引用)。
 
 
 旧北海道庁真駒内種畜場事務所の正面の様子です。[撮影日:2011年11月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 テラスの様子です。[撮影日:2011年11月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 エドウィン・ダンの提唱で掘削された真駒内牧牛場の用水路です。[撮影日:2011年11月12日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧北海湯
 
 旧北海湯は,北海道札幌市東区にある銭湯として使われていた建物です。三角屋根のシンプルな外観に,正面上部のクシ形アーチや白色タイルの装飾,金文字の看板が特徴的で,明治・大正期のモダンなデザインを感じることができます(札幌市HP引用)。
 
 
 旧北海湯の正面の様子です。[撮影日:2012年9月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
恵庭荘
 
 恵庭荘は,北海道札幌市厚別区にある1893年(明治26年)建築の旧呉服商住宅です。大正から昭和初期まで料亭に使われていましたが,1964年(昭和39年)雪印種苗の迎賓館として現在地に移築されました。移築当時は居間から恵庭岳を正面に望め,それにふさわしい庭園の構想が生まれ「恵庭荘」と名付けられたそうです(北海道文化資源データベースHP引用)。
 
 
 恵庭荘の正面の様子です。[撮影日:2011年11月11日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ]
 
城商店
 
 城商店は,北海道札幌市東区にある1932年(昭和7年)頃建築の商店です。当時のままの下見板張りの木造の商店がそのまま保存され,独特の雰囲気を醸し出しています。(札幌市HP引用)。
 
 
 城商店の様子です。[撮影日:2012年9月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
日本基督教団札幌教会礼拝堂
 
 日本基督教団札幌教会礼拝堂は,北海道札幌市中央区にある1904年(明治37年)建築の札幌メソジスト教会の三代目礼拝堂として建てられた建物です。建物全体は時を重ねた札幌軟石の風格と青いとんがり屋根の塔のアクセントとが,中世ヨーロッパのロマネスク風デザイン特有の優しさと温もりを感じさせます。一方細部を見ると,正面の円いステンドグラスや尖った形のアーチ窓にゴシック風の端正なデザインが見られます(札幌市HP引用)。
 
 
 日本基督教団札幌教会礼拝堂の様子です。[撮影日:2012年9月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
雪印バター誕生の記念館
 
 雪印バター誕生の記念館は,北海道札幌市厚別区にある記念館です。この記念館は,雪印乳業の前身「北海道製酪販売組合」が1925年(大正14年)に,ここにあった宇納牧場の製酪所を借り受けて,バター製造を始めたことを記念して設けられたものです(札幌市厚別区HP引用)。
 
 
 雪印バター誕生の記念館の正面の様子です。[撮影日:2011年11月11日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]