三井三池炭鉱宮原坑跡
 
 三井三池炭鉱跡は,福岡県大牟田市,みやま市及び熊本県荒尾市にある炭鉱跡です。三池炭鉱の歴史は古く,1469年(文明元年)に農夫の伝治左衛門が燃える石を発見したのが始まりと伝えられています。1873年(明治6年)に官営化されると,蒸気機関を利用する当時最新の技術が導入された模範炭鉱として発展します。1889年(明治22年)に三井組へ払い下げられ,米国マサチューセッツ工科大学を卒業した團琢磨が初代事務長に就任します。坑口を結ぶ三池炭鉱専用鉄道を通じて運ばれた石炭を,直接大牟田から海外へ積み出す為,1908年(明治41年)には三池港が建設されました。三池炭鉱から産出される豊富な石炭と三池港を背景に,石炭を加工して肥料や染料等を製造する石炭化学コンビナートも国内で初めて形成されました。戦後はエネルギー供給の担い手として,日本の復興に大きな役割を果たすと共に,多くの労働者が集まりました。その後は大規模な機械化が進められ,1970年度(昭和45年度)には年間657万tの出炭量を記録します。しかし,国内炭は低価格の輸入炭に取って替われ,日本一の出炭量を誇った三池炭鉱も、1997年(平成9年)に閉山します(石炭産業科学館HP引用)。
 
 
 
 
 三井三池炭鉱専用鉄道敷跡です。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 
 何らかの施設跡です。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 
 
 
 
 三井三池炭鉱宮原坑第二竪坑櫓跡と三井三池炭鉱宮原坑第二竪坑巻揚機室跡です。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 
 三井三池炭鉱宮原坑第二竪坑巻揚機室跡です。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 
 
 三井三池炭鉱宮原坑第二竪坑巻揚機室跡の内部の様子です。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 坑口跡です。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 排水管跡です。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 
 三井三池炭鉱宮原坑第二竪坑櫓跡です。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 エレベーターです。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 トロッコです。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 三井三池炭鉱宮原坑跡と夕焼けです。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 三井三池炭鉱専用鉄道敷跡と三井三池炭鉱宮原坑跡です。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 三井三池炭鉱宮原坑第二竪坑櫓跡とふたご座流星群です。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]
 
 
 
 
 三井三池炭鉱宮原坑跡と星空です。[撮影日:2019年12月15日,機種:D750]