旧別海村営軌道風連線
 
 旧別海村営軌道風連線は,北海道野付郡別海町にある廃線跡です。風連線は戦前の厚床~風連までの殖民軌道が始まりで,1953年(昭和28年)から道と村が管理協定を結び運行,1963年(昭和38年)動力化事業も道開発局事業として実施され,完成と共に村と管理委託を締結して運行されました。この軌道の完成は,同地域唯一の交通機関であり,地域住民の交通手段としてだけではなく,生活及び生産物資の輸送に大きく貢献しましたが,道路網の整備等により1971年(昭和46年)3月末をもって廃止となりました(看板引用)。
 
 
 旧奥行臼停留所に残る職員詰所です。[撮影日:2014年8月16日,機種:iPhone 5s,アプリ:Camera+]
 
 
 三線式の機関庫です。[撮影日:2014年8月16日,機種:iPhone 5s,アプリ:Camera+]
 
 
 転車台です。[撮影日:2014年8月16日,機種:iPhone 5s,アプリ:Camera+]
 
 
 保存されている1963年(昭和38年)11月に釧路製作所で製造された8t自走客車です。[撮影日:2014年8月16日,機種:iPhone 5s,アプリ:Camera+]
 
 
 1962年(昭和37年)6月に加藤製作所で製造された6tディーゼル機関車と釧路製作所で製造された各農家から集められた集乳缶を集乳工場に運ぶ為の2軸ボギー木製無蓋貨車(ミルクゴンドラ車)です。[撮影日:2014年8月16日,機種:iPhone 5s,アプリ:Camera+]