旧東京都港湾局専用線
 
 旧東京都港湾局専用線は,東京都江東区と中央区に跨る廃線跡です。東京都港湾局専用線は1930年(昭和5年)に汐留駅から芝浦駅を結んだのが始まりで,その後,1953年(昭和28年)に深川線が敷設され,更に晴海線,芝浦線,日の出線と増設され,総延長は24㎞余になりました。しかし,昭和50年代に入りコンテナ船,フェリー,RO/RO船の就航等,輸送革新が進み,陸上貨物は鉄道輸送から自動車輸送に転換しました。この為,鉄道貨物取扱量も年々減少し,1985年(昭和60年)芝浦・日の出線を,1986年(昭和61年)には深川線,1989年(平成元年)には深川・晴海線が廃止となりました(東京都港湾振興協会HP引用)。
 
 
 
 マンションと駐車場の間に残る廃線跡です。[撮影日:2013年4月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 
 枕木もしっかり残っています。[撮影日:2013年4月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 当時のものと思われるものも残されています。[撮影日:2013年4月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 先を進むと線路は既に撤去されていますが,ここを通っていたであろうことは窺えます。[撮影日:2013年4月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 
 豊洲運河の東側に一部だけ残る廃線跡です。[撮影日:2013年4月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 
 
 豊洲運河に残る豊洲橋梁の橋脚跡です。[撮影日:2013年4月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 
 
 
 
 現在残る最大の遺構,晴海橋梁です。[撮影日:2013年4月14日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]