鎌倉市建築・建造物
 
旧安保小児科医院
 
 旧安保小児科医院は,神奈川県鎌倉市御成町にある1924年(大正13年)頃,医師の安保隆彦氏により建てられた医院です。三つの道路が交差する角に建つこの建物は,三方に設けられた切妻屋根とハーフチェンバー様式がとられた妻壁を持ち,この華やかな外観が往来の人の目を引き付けています(鎌倉市HP引用)。
 
 
 旧安保小児科医院の様子です。[撮影日:2012年6月9日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧ハリス記念鎌倉メソジスト教会会堂
 
 旧ハリス記念鎌倉メソジスト教会会堂は,神奈川県鎌倉市由比ヶ浜にある1926年(大正15年)に建てられた教会です。正面のトレーサリーを伴った大きな尖頭アーチ窓等,初期ゴシック的スタイルを持ち,戦前のプロテスタント教会会堂の代表例の一つとなっています。若宮大路に向かって高く聳え立つ正面の鐘塔は,由比ヶ浜界隈のランドマークとして重要な役割を果たしています(日本基督教団鎌倉教会HP引用)。
 
 
 旧ハリス記念鎌倉メソジスト教会会堂の正面の様子です。[撮影日:2012年6月9日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧前田侯爵家別邸
 
 旧前田侯爵家別邸は,神奈川県鎌倉市長谷にある1936年(昭和11年)に建てられた建物です。ハーフチェンバーとスパニッシュを基調とし,洋風のデザインを導入している一方,切妻屋根と深い軒出,和風のデザインも見られ,独特の外観となっています。内部は,アール・デコの様式が随所に見られます(鎌倉文学館HP引用)。
 
 
 入り口にある招鶴洞です。[撮影日:2012年6月9日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 
 旧前田侯爵家別邸の正面の様子です。[撮影日:2012年6月9日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧村田一郎邸
 
 旧村田一郎邸は,神奈川県鎌倉市由比ヶ浜にある1924年(大正13年)に建てられた建物です。建築後増改築を重ね,1952年(昭和27年)5月旅館として開業し現在に至っています。建物の特徴としては二室から成る大きな洋館部が独立した洋館の様な印象を与えています。またベイウインドウの多さと急勾配の切妻屋根も特徴の一つで,円弧形の出窓の上の丸い屋根が道行く人々のアイスポットとして親しまれています(かいひん荘鎌倉HP引用)。
 
 
 
 旧村田一郎邸の様子です。[撮影日:2012年6月9日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧諸戸邸
 
 旧諸戸邸は,神奈川県鎌倉市長谷にある1908年(明治41年)に建てられた建物です。外観は,バルコニーの柱にギリシア建築の様式を取り入れ,メダリオン飾りが付けられており,ドア枠と窓枠には手の込んだ装飾が施される等,極めて華麗です。また,内部も古典的な雰囲気が感じられます(鎌倉市HP引用)。
 
 
 旧諸戸邸の正面の様子です。[撮影日:2012年6月9日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旧山縣ホテル
 
 旧山縣ホテルは,神奈川県鎌倉市御成町にある1924年(大正13年)に建てられたホテルです。屋根は銅板瓦棒葺き寄棟,外壁はモルタル塗り大壁リシン仕上げとなっています。木製の上げ下げ窓が整然と並ぶ外観が特徴的です(鎌倉市HP引用)。
 
 
 旧山縣ホテルの正面の様子です。[撮影日:2012年6月9日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
極楽洞
 
 極楽洞は,神奈川県鎌倉市極楽寺にある江ノ島電鉄極楽寺駅-長谷駅間にあるトンネルの極楽寺駅側にある煉瓦造の坑門です。電気鉄道のトンネルとして,今なお建設当時の原型を留めているものは全国的に極めて希少で,桜橋から見下ろす景観は,古都鎌倉に近代化の息吹を伝えた江ノ島電鉄の歴史を偲ばせています(鎌倉市HP引用)。
 
 
 極楽洞の様子です。[撮影日:2012年6月9日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
旅館対僊閣
 
 旅館対僊閣は,神奈川県鎌倉市長谷にある1927年(昭和2年)に建てられた長谷寺の参道にある和風旅館です。参道に面した建物正面の外観は特徴的で,2階部分には社寺建築等に見られる高欄が設けられ,これを支える持ち送り板や2階窓の上部に設けられた欄間窓等が独特の風格を醸し出しています(鎌倉市HP引用)。
 
 
 旅館対僊閣の正面の様子です。[撮影日:2012年6月9日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]