旧下ヨイチ運上家
 
 旧下ヨイチ運上家は,北海道余市郡余市町にある現存唯一の運上家遺構です。切妻造平入りの長大な石置き屋根,格子窓,紙障子戸は北陸の漁家建築と同じ系統のデザインです。内部の空間は広く,板張りのダイドコロから見上げた柱や梁は太く,その多くの部材が当時のものをそのまま使用しています。間口40m,奥行16m,建築面積540m2,使用した木材量は213m3に及ぶそうです(余市町HP引用)。
 
 
 旧下ヨイチ運上家の正面の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 ヨイチ場所の知行主,或いは勤番下役が交易,その他役所的な業務を行っていた部屋です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 江戸幕府より西蝦夷地巡検を命じられ,1806年(文化3年)4月15日より13日間,この運上家に滞在していた目付遠山金四郎景晋と向かいの村垣定行の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 幕府勘定吟味役の村垣左太夫定行の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 腰元の様子を表していますが,松前藩では1688年(貞享5年)〜1856年(安政3年)の間,神威以北への婦女子の航行を禁止していたそうです。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 灘,若狭,能登,新潟等から交易船で運び込まれた酒を蓄えていた酒部屋の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 寝部屋の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 寝部屋から見た格子窓と板柾葺石置き屋根の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 帳場での番頭(左)と丁稚(右)の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 大船頭の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 船頭の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 囲炉裏の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 炊事場の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 番人・稼方・下働き・一般通行人が使用していた下手便所の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 竈の様子です。[撮影日:2012年4月28日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]