旧新橋停車場
 
 旧新橋停車場は,東京都港区にある日本最初の鉄道路線の起点として開業した初代新橋駅の跡地です。駅舎は,プリジェンスの設計によって行われ,1871年(明治4年)5月に着工,同年12月に完成し,西洋建築がまだ珍しかった時代の東京で,鉄道開業直後に西洋風に整備された銀座通りに向かって,偉容を誇っていました。1914年(大正3年),新設の東京駅に旅客ターミナルの機能が移り,それまでの烏森駅が新橋の名を引き継いで現在の新橋駅となり,貨物専用駅となった旧駅は汐留駅と改称,物流の大拠点として戦前戦後を通じて東京の経済活動を支えました(看板引用)。
 
 
 2003年(平成15年)に開業当時の駅舎として再現された旧新橋停車場です。[撮影日:2012年4月5日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 再現されたプラットホームです。右奥には創業時の線路が敷設されています。[撮影日:2012年4月5日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 駅舎正面玄関の9段ある階段の最下段として使われていた切石です。[撮影日:2012年4月5日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]
 
 
 
 盛土式石積という構造が用いられているプラットホーム跡です。[撮影日:2012年4月5日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+]