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札幌農学校第2農場 |
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札幌農学校第2農場は,北海道札幌市北区の北海道大学構内にある施設です。当施設は1876年(明治9年)9月13日にウィリアム・スミス・クラークの大農経営構想によって,一戸の酪農家をイメージした北海道開拓の模範農場として発足しました。当第2農場の施設は,農学校校舎が現札幌市時計台一帯にあった間,サクシュコトニ川東側の全域を管理していましたが,総合大学として発展する為に医・工学部等に土地を渡し,1909-1911年(明治42-44年)に現在地に移転しました(リーフレット引用)。 |
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釜場 |
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釜場は,北海道札幌市北区の札幌農学校第2農場にある施設です。1880年代に建築されたものと全く同型で,1910年(明治43年)に改築されました。間口4間,奥行き5間の札幌軟石造りの平屋建てで,竈と大釜を備えて豚等の餌を煮込み,隣の囲いのある床に広げて潰し,混和した家畜飼料の加工場だそうです(看板引用)。 |
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釜場の様子です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ] |
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穀物庫 |
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穀物庫は,北海道札幌市北区の札幌農学校第2農場にある施設です。1877年(明治10年)に建築,1911年(明治44年)に現在地に移設されたそうです。6間半×6間,高さ約1mで49本の束石の上に乗った高床式,総2階建,切り妻造り,ツーバイフォー式バルーンフレーム構造という特色ある建築だそうです(看板引用)。 |
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穀物庫の正面の様子です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ] |
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穀物庫(右)と連絡した収穫室(左),その奥に見える脱ぷ室の様子です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ] |
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穀物庫1階に保存されている全国の鍬類です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+] |
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穀物庫2階に保存されている1930-1940年代の畜力歩行中耕機です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+] |
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穀物庫2階に保存されている水稲直播器です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+] |
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種牛舎 |
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種牛舎は,北海道札幌市北区の札幌農学校第2農場にある施設です。1879年(明治12年)に模範家畜房の建増しとして建てられました。獰猛な種牛を飼育する為,牛房の馬栓棒の外側に板扉を釣り込み,各房仕切りの板を厚めにしたり,窓ガラス戸は上部を突き出す開閉方式で外部との視界を遮断する等の工夫がされているそうです(看板引用)。 |
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種牛舎の様子です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ] |
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精乳所 |
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精乳所は,北海道札幌市北区の札幌農学校第2農場にある施設です。移転前は木造であり,1911年(明治44年)に改築されました。建物内部は大きく3つの部屋に分かれ,東側の道路際部屋は,窓から氷を入れるようにした冷蔵庫,2階部に氷,低い天井の1階部に冷蔵品を入れていたそうです(看板引用)。 |
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精乳所の正面の様子です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ] |
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脱ぷ室・収穫室・動力室 |
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脱ぷ室・収穫室・動力室は,北海道札幌市北区の札幌農学校第2農場にある施設です。脱ぷ室・収穫室は1911年(明治44年)に,動力室は1913年(大正2年)に改築されました。間口9間,奥行き4.5間の1棟を二つに分けた収穫室と脱ぷ室は,収穫室のみ2階建てにして穀物庫と連結しています。脱ぷ室は,麦を始めとする穀類の脱穀・選別作業等を行う機械作業場であり,これの動力を動力室のスチームエンジンから供給したそうです(看板引用)。 |
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脱ぷ室・収穫室・動力室の正面の様子です。右から順に収穫室,脱ぷ室,動力室です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ] |
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収穫室と穀物庫の連絡通路の様子です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ] |
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秤量所 |
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秤量所は,北海道札幌市北区の札幌農学校第2農場にある施設です。1911年(明治44年)に建物とトラックスケール(大型台秤)を新設しました。建物は収穫物を満載した馬車が通過出来るように東西両側の扉が全開する構造となっているそうです(看板引用)。 |
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秤量所の正面の様子です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+] |
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便所 |
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便所は,北海道札幌市北区の札幌農学校第2農場にある施設です。事務所裏にあり,当時のままに独立して建っています(札幌農学校第2農場HP引用)。 |
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便所の様子です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+] |
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牧牛舎 |
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牧牛舎は,北海道札幌市北区の札幌農学校第2農場にある施設です。1909年(明治42年)にサイロ等,明治末期に海外から伝わった最新技術を使って建てられました。建築当時は,日本産業が発展期となり,北海道産業ではデンマーク農法が叫ばれた時になります。粗飼料をサイレージとして貯蔵するサイロ,マンサード型畜舎等新しい酪農携帯が伝わり,そのモデル搾乳牛舎として設計されたそうです(看板引用)。 |
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牧牛舎の正面の様子です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ] |
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牧牛舎の側面の様子です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ] |
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牧牛舎裏にある札幌軟石造りのサイロです。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ] |
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模範家畜房 |
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模範家畜房は,北海道札幌市北区の札幌農学校第2農場にある施設です。1877年(明治10年)に建築,1910年(明治43年)に地下室と馬車通路を除去して現在地に移築されました。ツーバイフォー式バルーンフレーム型の建築様式で本邦最古の農業建造物です。クラーク博士が構想してモデル・バーンの名を使ったことから,模範家畜房が通称となったそうです(看板引用)。 |
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模範家畜房の正面の様子です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+,プロカメラ] |
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模範家畜房1階の牡牛と生後間もない子牛を収容する乳牛の産室です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+] |
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模範家畜房1階の育成中の子牛室です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+] |
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模範家畜房1階の飼料配合所です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+] |
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模範家畜房1階に保存されている搾乳器です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+] |
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模範家畜房1階に保存されている以前の農場庁舎の直ぐ西側のエルムの枝に取り付けられていたエルムの鐘です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone
4S,アプリ:Camera+] |
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模範家畜房1階に保存されている1967年(昭和42年)に肺気腫により病死した道産子馬(徳福号)の剥製です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone
4S,アプリ:Camera+] |
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模範家畜房2階に保存されているアメリカ製の条播播種機・ドリルです。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+] |
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模範家畜房2階に保存されているアメリカ製の堆肥散布機です。[撮影日:2011年10月30日,機種:iPhone 4S,アプリ:Camera+] |